パリブログ  月別アーカイブ: 2010年 11月

ポルト ドゥ ヴェルサイユのワイン見本市

ポルト ドゥ ヴェルサイユは、パリの南にある大きな国際見本市会場。
15区ポルト ドゥ ヴェルサイユヴォジラールの近くで、
8つの大きなホールでは毎日のように大きな見本市があります。
日本でも有名なサロンドショコラや、モーターショーなどがおこなわれるのもここ。

今日私が行ったのは、ワイン見本市「salon des vins des vignerons indépendants」。
入場券を買って中に入ると、ワイングラスが渡され、
ボルドー、ブルゴーニュ、アルザス、ラングドックなど、フランス全土からやってきた
ワイナリーが並ぶスタンドで、好きなだけ試飲ができるという
ワイン好きにとってはたまらない見本市!
空きっ腹では酔ってしまうので軽く腹ごしらえ。。
フォアグラがどかん!と入ったサンドウィッチなどがあります。

気に入ったら1本からでも気軽に買えるし、
ワイン好きは箱買いしてカートでガラガラとお持ち帰り。配達もしてくれます。
たくさん試飲をして、かなり酔っぱらいながらも、
アルザスのピノ・グリやクリスマス用のSaint-amourなどを買って帰りました。

こうしたワイン見本市のほか、食料品関係の見本市も年間に何度かあり、
試飲、試食がお楽しみ。
地方からの出展者も多く、フランスの食の豊かさが味わえる、楽しいイベントです。

本格的な冬がやってきた

今日スーパーに行ったとき、入口でこんな紙を渡された。
これは路上生活者や生活保護受給者などへの、
配給の食料品の寄付を呼びかけるチラシ。
買い物客は、スーパーでふつうに商品を買って、
そのままそこで寄付するというシステム。
スーパーの出入り口では、チラシを配り、
寄付してもらった商品を集めているボランティアたちがスタンバイ。
商品のなかでも、なんでもあげればいいというわけではなくて、
チラシにはちゃんと買ってほしいものが書いてある。
くさらないもの、長く保存がきくもの。
缶詰や砂糖、オイルやチョコレート、ビスケット。。。
合理的でよいシステムだと感心します。
私もわずかですが、ビスケットを買って寄付しました。
冬になると、こうした寄付の依頼がおおくなるような気がする。
路上生活者にはとても厳しい季節だし、
ノエルが近いから、というのも理由の一つかも。
皆さんもスーパーでこんなチラシを受け取ったら、
ぜひ缶詰を一つ余分に買って、
寄付してみてくださいね。