パリブログ  月別アーカイブ: 2012年 1月

野菜、足りてますか?

冬になると、なんだか野菜不足になるような気がすると言ったら
ほとんどの友人が「ウンウン」と同意。
夏なら山盛りサラダを食べるけれど、冬は身体を冷やすから敬遠しがちだし、
日本ほど冬野菜のバリエーションが豊富でないのも原因のひとつかもしれません。
野菜不足を感じたとき、私が駆け込むレストランが「ナナシ」。
元「ローズベーカリー」の日本人シェフ遠藤カホリさんが開いたお店で、
オーガニック野菜のサラダやフレッシュジュースがいただけるデリ風レストラン。
サラダとシリアルのセット(その名もbentoベントー)やスープ、おにぎりもあり、
和食ではないけれど、和食に通じるしみじみとした素材のおいしさを感じます。
難点はといえば、今日はヘルシーに徹しようと思っていたのに、
抹茶を使ったデザートやロールケーキがこれまたおいしくて、
いつもお腹いっぱいに食べてしまうことでしょうか…。
パリ市内に2店舗あり、
10区のお店はパリシェモアのアパルトマン10区北マレ レピュブリック
マレ地区の2店舗目は3区リュ シャルロのすぐそばです。
旅行中の野菜不足対策にも、ぜひどうぞ。
NANASHI PARADIS(10区)
31 RUE DE PARADIS 75010 PARIS
T 01 40 22 05 55
NANASHI CHARLOT(マレ店)
57 RUE CHARLOT 75003 PARIS
Tel 01 44 61 45 49
両店とも月〜土 12〜深夜0時まで、日曜は12〜18時まで

おしゃれな食堂風の店内は、いつもフランス人でいっぱい

バレンタインデー企画 by パリ市役所

パリ市がバレンタインデーに「あなたの愛のメッセージを市内170ヶ所の電光掲示板に表示します」を企画。やや、ベタですがフランスらしいですよね。それも企画元がパリ市と言う所が笑えます。
「2月8日の夜中まで、バレンタインの相手に送るメッセージ(160字)を考える時間があります」の触れ込みでパリ市のHPに募集要項があります。パリ市HP係から選ばれた、100のメッセージが2月14日の朝6時から夜中12時迄、市内、電光掲示板に映し出されるそう。
パリに住む人に恋する方、応募してみてはいかが? 
募集要項詳細
http://www.paris.fr/stvalentin
パリでの滞在は魅力溢れるフランスのアパルトマン、パリシェモアで。
http://www.parischezmoi.com/

暖冬のパリ

パリの今冬は暖冬です。前冬までは何度も雪が降ったり、チュイルリー公園の池が凍ってたりしましたが、今冬は東京よりも暖かい毎日です。そのせいか、何故か冬なのに蚊がいて、寝てる間に刺されたり、何だか調子が狂いますね。
パリ市庁舎の前に、毎年この時期に登場するスケートリンクは、氷の表面が若干融けています。暖冬だと、夜の散歩もしやすいですが、冬はやっぱり寒くって、吐く息が白く見えたりした方が、なんとなくパリの空気にしっくり合うような気がします。そしてこの時期を彩るイルミネーションも寒いからこそ、その明りが余計に際立って冬の街並に色を添えるのではと。
どちらにしてもパリは美しいので、寒かろうが暖冬だろうが、それぞれに楽しめることは間違いありません。
そして、明日1月11日からはソルドですよ!円高もあって、かなりのお得感です。
写真は Hotel de Ville パリ市庁舎前のスケート場。
パリシェモアのアパルトマン、4区 オテル ドゥ ヴィル4区 マレ サント・クロワ4区 ル・マレから歩いてすぐです。

新年からすごいお知らせです

新年あけましておめでとうございます。
皆様、どんなお正月を過ごしましたか?
前回の記事でもお伝えした通り、フランスではあまり新年祝賀ムードがなく、
年越しパーティが終われば普段と同じ生活。
にぎやかな日本のお正月と、お雑煮、おせちが恋しいこの頃です…。
さて今回は、パリシェモアよりスゴイお知らせがあります!
女優の川島なお美さんが、なんと、パリシェモアのアパルトマンに滞在!
アパルトマンを拠点に、ワインと美食の手ほどきをする本
「ワンテーマ指さし会話 パリ×ワイン」(情報センター出版局/880円)
が発売されました。美食家で知られるなお美さんによる、
パリのレストランやワインショップの情報が満載の、
役立つ小さなガイドブックです。
そして同じ出版社から、「ワンテーマ指さし会話 パリ×スイーツ」
(内坂芳美著 880円)も発売。こちらは料理研究家の内坂芳美さんが、
同じくパリシェモアのアパルトマンに滞在して、スイーツを中心とする
パリのおいしいもの情報を惜しみなく紹介しています。
どちらの本でも、パリシェモアのお部屋の写真や滞在の感想が掲載され、
スタッフとなお美さんが一緒に映った写真もあり…
アパルトマン近くのおすすめのお店紹介もあり…
照れくさいですが、とっても素敵な本に載せていただいてうれしいかぎり。
どちらもパリ旅行に必携のガイドブックですので、
ぜひぜひ書店で手にとってご覧くださいね。

パリの年末年始

クリスマスは家族で、大晦日と新年は友人同士で集まる、というのが大概のフランス人の年末年始の過ごし方。この時期は観光客に加えて、クリスマスのプレゼントを探す人達で街は大賑わい。プレゼントに何を選ぼう、と言うのは結構、頭を悩ませる事らしい。そしてクリスマスの食事は豪華で、シャンパンで乾杯、アペリティフを楽しみ、フォワグラ、スモークサーモン、牡蠣などに続き、七面鳥を食べる。もちろんその家庭によって、もう少し質素にしたりと、様々ではあるけれど。そしてデザートにはブッシュ・ド・ノエルが一般的だ。この日は本当に家族で集まるので、独り身で、特に年配の人にとっては、孤独感に襲われる、かなり辛い一日でもある。テレビのニュースではクリスマスに使う一家族あたりの予算は約6万円と伝えていた。これを多いとみるか、妥当とみるか?富裕層と貧困層の格差が大きいとはいえ、フランスはやっぱり豊かな国なのではと思う。
そして大晦日は、大人も子供も大騒ぎ。友人同士が、誰それさん宅に集まり、フェット(フランス語でパーティ)で夜中過ぎ、時には朝方近く迄、盛り上がる。この日は子供達も夜更かしがOKで、大人に混ざって踊る、小さな子供達の姿が可愛らしい。
これらの日々が終わると、お正月の余韻を味わう間もなく、大人達は2日から仕事に、子供達は3日から学校が始まるのである。
写真はペットボトルで出来たエコなクリスマスツリー。