パリブログ  月別アーカイブ: 2013年 6月

いつでもわいわい、15区のビストロ

手頃なフレンチが少ないエッフェル塔周辺、
しかも大抵のお店が閉まる日曜日に友人とディナーすることになり、
そうだ、ここがある! と駆け込んだお店「La Cantine du Troquet Dupleix
ラ カンティーヌ デュ トロケ デュプレックス」。
バスク系名ビストロとして知られる「ル・トロケ」のシェフが
新たに開いたレストランで、フランスにはめずらしい、年中無休のビストロです。
カンティーヌとは食堂という意味で、その名の通り店内は気取らない雰囲気。
それなのに料理は、写真を見ればわかる通り、とても丁寧に作られています。
アラカルトで頼めて何人かでシェアもできて
前菜10ユーロ前後、メインが15~20ユーロ、グラスワインが5ユーロ程度と
抜群のコストパフォーマンス。
バスクらしく豚肉やタラの料理がおすすめ、
前菜にとっためずらしいマテ貝ソテーも絶品でした。
アパルトマン15区デュプレックスのそばで
大通り沿いにあり、真っ赤なテントが目印です。
いつ通りかかっても店内は満席、予約をとらないお店なので、
早い時間帯に行くのがコツです。
La Cantine du Troquet Dupleix
53 bd de Grenelle 75015
無休  営業時間 7:00~22:45(日9:00~)

リサイクルと助け合いの精神

アパルトマン ポルト・ドゥ・ヴェルサイユポルト・ドゥ・ヴェルサイユ2
そばにある見本市会場Paris Expo Porte de Versaillesは、
モーターショーやモードの展示会などで世界的に知られている場所です。
ここで来週日曜日に行われる見本市が「SALON EMMAÜS サロン エマウス」。
人道派の神父アベ・ピエールによって設立されたエマウスは、
家具や日用品、衣服などの不要品を修理、販売する活動をしていて、
この日はそうした品物の一大即売会。
新品同然に修繕された家具などが安価で手に入るから、
買う側にもメリットがあるし、
修理などではたらいている人たちは元ホームレスなどだから、
彼らの社会復帰のお手伝いもできる。
相互補助とリサイクル、いいことづくしの活動を目にするいい機会でもあります。
衣類やアクセサリーなどの小物もあるので、
掘り出し物も見つかるかも?

SALON EMMAÜS 6月16日(日)
Paris expo Porte de Versailles Pavillon 2
9h30-19h 入場料3ユーロ